2024年3月5日、厚生労働省より令和8年度診療報酬改定の説明資料が公開されました。
これによると、2026年6月から、保険の白い被せ物(CAD/CAM冠)の活用が更に進むように要件が緩和されます。
咬合支持の要件が撤廃され、すべての大臼歯に適応拡大されます。
また後続永久歯が先天的に欠如している乳歯に関しても、適応出来るようになります。


【CAD/CAM冠】
引用元:https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001666322.pdf
[算定要件(抜粋)]
以下のいずれかに該当する場合に算定する。
イ 前歯又は小臼歯に使用する場合
ロ 大臼歯にCAD/CAM冠用材料(Ⅲ)又は
CAD/CAM冠用材料(Ⅴ)を使用する場合
(削除)
(削除)
ハ 後継永久歯が先天的に欠如している乳歯に使
用する場合
ニ (削除)
【CAD/CAMインレー(1歯につき)】 770点
※咬合支持要件:CAD/CAM冠と同様の見直しを行う。
この診療報酬改定により、以下の場合にもハイブリッドレジン製のCAD/CAM冠が使用できるようになります。
- 咬合支持がない場合の大臼歯
- 第3大臼歯(親知らず)
- 後継永久歯が先天的に欠如している乳歯に使用する場合
過去に中医協の議論で「大臼歯のCAD/CAM冠装着歯の予後に、装着部位による統計学的な有意差は認められない。」というデータを出しており、今回それが認められて診療報酬が改定されたようです。



