歯の詰め物が取れてしまった時、まず気をつをつけるべき3つのこと

歯の詰め物が取れた

歯の詰め物が取れてしまった時、どうすればよいか分からず困ったことはありませんか?

外れた詰め物を口の中に戻していいのかどうか分からず、困る方が多いと思います。

歯の詰め物が取れた時に、まずどういった点に気を付けるべきなのか解説していきます。

詰め物が取れた時、まず気をつけるべき3つのこと

取れた詰め物を無くさないように保管しておく

取れた詰め物は、接着剤が劣化しているだけであれば付け直すことが出来ます。

このため、無くさないように保管しておきましょう。

取れた詰め物は弱い力でも変形する可能性がある為、出来ればタッパーなどの容器に保存してください。

可能であれば、口の中に戻さない

外れた詰め物を口の中に戻しても、またすぐ外れてしまう危険性があるため、なるべく戻さない方が良いでしょう。

詰め物が外れてしまった場合、誤って飲み込む危険性があります。

また、詰め物が浮き上がった状態で噛んでしまい、詰め物が変形したり破損する危険性もあります。

前歯など見える部位はどうしても見た目がきになるので口の中に戻したくなる場合もあると思いますが、その場合は上記のような危険性があることをしっかりと理解しておく必要があります。

なるべく早く歯科医院へ

詰め物が取れた歯は象牙質という部分が露出した状態になっているため、通常の歯より虫歯になりやすい状態となります。

このため、そのままの状態で放置すると虫歯になる危険性があります。

詰め物が取れた場合は、滲みる等の症状がなくても早めに歯科医院へ受診しましょう。

歯科医院での対応

まず、詰め物を戻せるかどうかの確認

詰め物が取れる原因は大きく3つに分けられます

  1. 詰め物をくっつける接着剤が劣化している
  2. 歯が欠けたり虫歯になって合わなくなっている
  3. 詰め物が変形したり欠けたりして合わなくなっている。

このうち、1が原因で詰め物が取れた場合は付け直しが可能です。

2や3が原因の場合は取れた詰め物を付け直せない為、再治療が必要になります。

まずは検査を行って、詰め物が取れた原因を特定します。

歯科医院で行う検査

詰め物が戻せるかどうかの診断には、一般的に視診とレントゲン検査を用います。

視診

虫歯がないか確認したり、詰め物を歯に戻して適合に問題がないか確認します。

明らかな虫歯がある場合や、ピッタリ合わなかったり隙間が空いている場合、作り直しが必要となります。

レントゲン

目で見える範囲に問題がなくても、見えないところが虫歯になっている可能性があります。このため、レントゲン撮影も実施して問題がないか確認します。

虫歯がある場合、再治療が必要になります。

レントゲンを撮影することで、そういった問題がないか確認を行うことができます。

レントゲン写真

歯科医院で行う処置

歯や詰め物に問題がない場合

歯や詰め物に問題がなく、接着剤が劣化しているだけの場合、外れた詰め物を付け直すことが出来ます。

付け直す場合は以下のような手順で行います。

噛み合わせなどの診査。再調整

詰め物が外れてから何日か経っている場合、歯が動いて噛み合わせなどが微妙に変わっていることがあります。

そのため詰め物の部分の噛み合わせに問題がないか診査を行い、必要であれば調整を行います。

歯と詰め物の表面を清掃

歯と詰め物の表面が汚れている場合、そのままにしておくと接着剤の接着力が弱くなります。

このため、歯と詰め物の表面が汚れている場合はブラシやサンドブラスト等で清掃を行います。

付け直し

上記の処置を行ったうえで、新しい接着剤で詰め物を再装着します。

歯や詰め物に問題がある場合

歯が虫歯になっていたり、詰め物が変形している場合は付け直しができない為、再治療が必要となります。

まとめ

取れた詰め物は、接着剤が劣化しているだけであれば付け直すことができます。

このため、取れた詰め物を無くさないように保管しておきましょう。

詰め物が取れた状態でそのまま放置すると、虫歯が出来て再治療が必要になる危険性があります。

このため、なるべく早めに歯科を受診されることをお勧めします。

この記事を書いた人
八島 愛富

八島歯科クリニック 院長

歯科医師
広島県歯科医師会・会員
広島市介護認定審査委員経験者(1999年~2003年在籍)
臨床研修指導歯科医
広島デンタルアカデミー専門学校 講師
ケアマネージャー資格保持者
広島県がん診療連携登録歯科医

その他虫歯について